『メンタルスタイル日々快調』

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自律神経を乱す○○中心の食事とは…


最近、体調に異変を感じたら

すぐさま『生姜』にたよって

体調管理を維持している「ヒロ」です。

 

前回、「食事で自律神経は整う」という

おはなしをしました。

 

自律神経のバランスがととのえば、

慢性的な肩こりや頭痛などの身体的不調から

ストレスからくるイライラや不安といった

精神的要因まですべて解決、改善できる!

といった内容です。

 

では、そもそも自律神経とは?ということなのですが、

自律神経は大きく2つあり、

『随意神経』と『不随意神経』にわけられます。

 

随意神経は自分の意思でコントロールできる神経のこと。

転びそうになったとき足を前に踏み出すといった筋肉の

働きを司っていて、大脳が随意神経をコントロールして対応しています。

 

不随意神経は自分の意思でコントロールできない神経のことで

何か危ない状況になった時、胸がドキドキしたり

緊張して手のひらから汗が出たりする反応が不随意神経であり自律神経です。

 

基本的に人間の生命維持に関わる反応を

自動的にコントロールしています。

そしてこの自律神経は2種類あり交感神経副交感神経の2つにわけられます。

 

・仕事や運動、ストレスを受ける...など

興奮して活動的になるのが「交感神経」。

・リラックスしていてるときなど体を休めるのが「副交感神経」です。

 

この交感神経と副交感神経のバランスが取れている状態

「自律神経が整う」といいます。

 

普段、私たちの生活では交感神経が優位に働いていますが、

その疲れた体を元に戻すため副交感神経を優位にします。

 

この大切な自律神経が乱れる理由として

・過度なストレス

・生活リズムの乱れ

・環境の変化

・ホルモンの乱れ

などがありますが、実は『食事の乱れ』

大きく関わっています。

 

そしてその「自律神経のバランスを崩す食事」というのが

◽糖質中心の食事

◽腸内環境が乱れる食事

◽栄養素が不足する食事

にあたります。

 

◎ 糖質中心の食事…

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糖質というと砂糖を思い浮かべるかもしれないですが、

糖質にはいろいろ種類があり3つに分けられます。

 

[単糖類]………ブドウ糖、加糖

[二糖類]………ショ糖、麦芽糖、乳糖

[多糖類]………デンプン、(いも、穀物、豆類)

 

多糖類のように甘くないものにも糖質はふくまれています。

 

よく体がだるい、疲れた…という時に甘いものが食べたくなったり

甘いものを摂取すると、体調が回復し心が安定するように感じることがあります。

 

“体と心が安定するなら、糖質どんどん摂ったほうがいいんじゃないの?„

と思われるかもしれませんが、これこそが自律神経を乱す原因となっているのです。

 

糖質を摂り体が安定するという人は、血糖値が急上昇したり下がったりを繰り返し、

低血糖値症」という血糖値の変動が大きく安定していない状態であることを示します。

 このような食習慣は自律神経が乱れ始めたときに出る症状です。

 

詳しく説明すると、血糖値とは、血液中のブドウ糖濃度のこと。

ブドウ糖は人間のエネルギー源となるもとで米やパンなどの糖質に含まれています。

これらを食べると、消化酵素の働きで分解されたあとブドウ糖として吸収され、

血液を介して全身に運ばれます。

 

この血糖値が上がると、

 

インスリンというホルモンが分泌され、血糖値を下げようとする。 

         ⬇️

▪血糖値が下がりすぎると危険と感じ、脳内ホルモンが血糖値をあげる。

 

脳内ホルモンのアドレナリンやインスリンが出すぎた状態になると、

本来出すべきときに供給できなくなったりホルモン作用が弱まったりします。

すると血糖値が不安定になり、自律神経や神経までもが不安定な状態になるのです。

 

 

では、血糖値を安定させるための食事とは…ということですが、

まずは糖質摂取量を減らす事が最善です。

最近では糖質ダイエットなるものが増え、糖質オフなどの商品も増えています。

 

糖質を押さえた食事にすると、血糖値が極端に上がったり下がったりする事なく、不必要にホルモンが分泌されなくなるので、血糖値が安定します。

 

“じゃあ、米やパンも糖質で大事なエネルギー源なのに何食べれば良いの?„

となるのですが、それがダイエットなどでも知られている

たんぱく質です。

 

たんぱく質には、肉や魚、卵やチーズに含まれる動物性たんぱく質と、

大豆、ナッツ類に含まれる植物性たんぱく質に分けられます。

 

特に動物性たんぱく質は植物性たんぱく質よりも必要量を摂取しやすく、

必須アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富です。

またセロトニンやGABAなどの神経伝達物質をつくるのにも、ビタミンB群が多く含まれている、動物性たんぱく質のほうがおすすめです。

 

糖質を控えると…

 

・自律神経が整う

・眠くなりにくい

・集中力か上がる

・体重が減る

うつ病になりにくい

など、いいことづくしなのです。

 

まずは自律神経の乱れ改善の一歩として、

糖質を控えた食生活を始めてみましょう。

 

2週間もたてば、血糖値も安定し上に上げた効果を得られるはずです。

 

次回は「腸内環境を整える食事」についてお話します。

 

では。