『メンタルスタイル日々快調』

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すぐ行動する人になるこつ ~3章~

 

 

 すぐ行動できる人になるためには、すぐできる状態を維持し、

それを習慣化してしまうことです。

 

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第3章では、常に「すぐ行動できる人」であるために大切な、

「準備をする」ことについてお話します。

 

[環境と心の準備]

  • 過去のベースをつかう
  • スタンバイ状態
  • 精神的余裕をもつ
  • タイムをはかる

 

 人は作業にとりかかる時、ゼロからはじめるのは、

とても大変です。

 

すぐやる人になるには、過去の知恵を借りましょう。

 

仕事でもなんでも過去に出来上がっているモノを

「つくり変える」形で進めればよいのです。

 

たとえば、「何か料理を作ってください」と言われるより、

「たまご料理を作ってください」と言われた方が

頭にイメージしやすいでしょう。

 

「なんでも」と言われるとメニューから材料まで

すべて決めなくてはなりません。

 

 はじめからやるのは、とても遠回りです。

 

せっかく先人の知恵があるのですから、

使わない手はありません。

 

過去に似た仕事があるなら

それをベースに作業をしましょう。

 

その方がよっぽど効率的です。

 

 そして「スタンバイ状態」についてですが

人は旅行となると「準備」をしっかりします。

 

しかし日常においては準備をせず「すぐやろう」と思いがちです。

 

すぐに始めたとしても作業が滞る場合、

準備不足があげられます。

 

そこで意識を「すぐやろう」から「準備しよう」に

変えてみましょう。

 

仕事でも、趣味でも、

道具がそろっていなければ

始められません。

 

料理でしたら調味料がそろっているか調べましょう。

 

仕事でしたら必要な書類、電卓、領収書などを

机の一番上の引き出しにまとめて

スタンバイ状態をつくりだしましょう。

 

 

またこのスタンバイ状態をつくっておくと

時間の余裕だけでなく心の余裕もできます。

 

現代ではメールという便利なモノがありますが

だいたい後回しにしがちで、気づけば大量の

未送信メールがたまってしまうということがあります。

 

気持ち的に返しづらい「ことわりのメール」や「フィードバック」など

時間のかかるメールに関しては精神的な苦痛をともなうため

先送りしやすいのです。

 

その場合、先ほど話しました過去のベースを利用し、

ことわり状やお詫び状の文書を作成しておきます。

 

そして自動変換機能ですぐ文面が出てくるよう

設定しておくと毎回の苦痛も軽減されます。

 

またフィードバックなど、時間をかけて返信したい場合、

ひとまず簡単な感想を書き、

正直に「もう少しじっくり読んでから返信したい」

と言ってしまいましょう。

 

カンペキを目指すより、今「動いている」を

相手に伝えるほうが信頼度もあがります。

 

自分にとって感情を介すようなことは

すぐやれなくなる原因ともなるので

気をつけましょう。

 

そしてすぐく行動するためのひと押しとして

タイマーをセットすることです。

 

タイマーをセットしてから、違う作業に移る

ということはまずないでしょう。

 

時間をはかるときも「OO分で済ませよう」

というよりは、「何分でできるかな」とういうように

カウントアップではかるようにしてみましょう。

 

カウントダウンのように「やらなければならない」といった

義務感を作らないようにするのも

やる気をなくさないための秘訣です。

 

このように行動と人間の感情は

密接に関係しています。

 

気持ちに余裕をもつためにも

普段からの準備はしっかりしておきましょう。