『メンタルスタイル日々快調』

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すぐ行動する人になるコツ ~2章~

 

 前回の「すぐ行動する人になるコツ~第1章」では、

すぐやれない理由をなくしていく事について、お話しました。

 

そして第2章では、すぐ行動しやすくなる環境を作り出すことに

フォーカスして、話を進めたいと思います。

 

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 [環境の見なおし]

  • やることリストの計画性
  • モノをため込まない
  • ホーソーン効果
  • 根源を明らかにする

 

 すぐ行動する人というのは、ただ単にすぐ動けばいい

ということではありません。

 

やみくもに「とりあえずやる」とうのは、

やるべきことはたくさんあるけど絞れない、

何からやればいいのかわからない...という状況に陥っていて、

動いているけど作業はほとんど進んでいないという悲しい結果になりがちです。

 

 とりあえずではじめた行動は、

衝動によって動いているので

本人の心の満足感は得られますが、

本質にはたどりつかないのです。

 

したがって、仕事は進まず「ただ動いている人」になります。

 

 

 この「とりあえずやる」の罠から抜け出すには、前回話した

パッキングの分解」に加え、作業の順番や段取りを

ハッキリさせるといった「リストの計画性」が必要です。

作業のステップをしっかり踏んでいくことで

より効率的に仕事を進めることができます。

 

 そして、「やるべきことがたくさんある、何からすればいいのか分からない」という人は、

行動を選択できないのです。

理由として、身のまわりにモノが多い、

モノをため込むといった傾向にある人は、

「選ぶ」といったことが苦手なため

モノの前で何からしたらいいのか、ためらってしまいます。

 

 モノに困らない時代ではありますが、

ため込みすぎるのは考えものです。

 

作業を効率よく進める上で、的確な基準をもってモノを捨てられる人は

「仕事の速い人」でもあります。

普段から整理整頓を心がけ、

必要なものだけを周りに置き

すぐ行動できる環境を作り上げましょう。

 

 また、行動に移せる環境作りとは、空間だけではありません。

 

人間は一人では難しいことも、

他人とやるとやる気が出る、

といったことはありませんか?

 

これはホーソーン効果」といって他人の目を使った心理学です。

人は他人に見られているという意識が働くと、

基本なまける事はしません。

 

人は誰かに認められたいという

「承認欲求」をもっています。

 

そこで、「○○をやる」と決めたら

周りに宣言してしまうのもひとつの手です。

 

今の時代はSNSを利用してもいいでしょう。

実行状況を報告してコメントをもらうと

自身のモチベーションもあがります。

 

このように、承認欲求を常に満たせる環境を作っておくだけで、

「すぐ行動できる人」という認識を、

もってもらえます。

 

また、自身のモチベーションは

結果だけに意識を向けすぎると、

そうでなかった現状を目の当たりにした場合、

やる気は一気に下がります。

 

このモチベーション低下を修復するには、

「そもそも」なぜそれをするのか

まで立ち返る必要があります。

 

やるべきことの「根源」を明らかにすることで、

再度やる気を上げることができます。

 

このようにモチベーション維持の、

根源的な理由を発見していくことが、

成功への秘訣です。